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初めてのお風呂選び パート2

こんにちは!

前回、既にお風呂リフォームをなさっていらっしゃる方限定に行ったアンケート結果をご紹介させて頂きましたが、 今回は、お風呂選びの基本をご紹介させて頂きます。

お風呂のリフォームをご検討なさっていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

ポイント1:自分に合うバスルームのサイズを知る。

・自宅バスルームの測り方

浴室サイズを測る場合は、浴室の縦、横の2辺の長さを測る必要があります。

浴室内から測り、浴槽・窓・梁・ドアなどのサイズもあらかじめ測っておくと相談の際にスムーズです。

*システムバスルームは戸建用とマンション用があります

建築構造の違いにより、戸建とマンションでは高さや幅が異なります。システムバスルームはそれぞれの納まり方に適したサイズになっています。

 

ポイント2:システムバスルームの基本を知る。

システムバスルームは、壁カラーや浴槽のカタチ、水栓の種類などセレクト出来ます。

・照明

・壁

・シャワー

・ミラー

・窓

・浴槽

・収納

・ドア

・水栓

・カウンター

・床

等の項目が挙げられます。上記を基に理想のデザイン、材質、機能性等、それぞれの希望・理想を追求して整理してみて下さい。

 

ポイント3:今の悩みから理想のお風呂を考える。

悩み(例)1:お風呂掃除が大変・・・

。お掃除が面倒な所というと

・床(皮脂や垢などの油汚れにシャンプーの成分が付着して固まり、蓄積。)

・排水溝(髪の毛や垢、石鹸によるヌメリや汚れが溜まる場所。)

・カウンターの下(目の届きにくいカウンターの下)

・鏡(白く見えにくくなる水垢汚れ。)

・ドア周辺の通気口(ホコリが溜まりやすい通気口)

せっかくリフォームをするなら、少しでも掃除の負担を減らしたいですよね。汚れやすい鏡も床も排水溝も、素材や形を上手く選んで

キレイが持続するお風呂にしたいですよね

悩み(例)2:お風呂が寒い

バスルームの天井・壁・洗い場に保温材をプラスして、保温性を高める事で、光熱費も削減できます。

 

悩み(例)3:お湯がすぐ冷めてしまう

一度お湯をはったら、出来るだけ長く保温したいもの。温め直すには時間も電気代ももったいないですよね。

浴槽とフタ、ダブルで保温効果があるものなら、4時間経っても2.5℃しか下がらないなんてデータも。

家族みんなが順番にお風呂に入っても冷めにくい、そんなお風呂が理想ですよね。

悩み(例)4:お風呂でリラックスしたい

浴槽のサイズの5cm~10cmの違いは意外と大きな違いです。

その違いを実感する為にも、購入前に一度ショールームで体感されることがおススメです。

近年お風呂では、リラクゼーションや美容、入浴時間を楽しみたいと思っている人が増えています。(私もその中の一人です)

「リラックス」「疲れをとる」にはぬるめのお湯が効果的とされています。

お風呂でリラックスし、疲れを取るためには38~40℃のぬるめのお湯に15分程度浸かるのが効果的だそうです。浴槽の大きさとリラックスの関係は、

足を伸ばせる長さがあるかどうかが大きなポイントです。

シャワー派の方には、シャワーヘッドにこだわることがおススメです。お湯が身体全体を包み込むオーバーヘッドタイプのものや、霧状のミストシャワーや

強い水流のマッサージシャワーに切り替えられるものなど、機能も進化しています。

悩み(例)5:入浴時間を充実させたい

バスオーディオや、浴室テレビ、照明機能を使えば、お風呂場が自分だけのシアターや、コンサートホールにできます。

ずっと入っていたくなるような、リラックス空間や家族のふれあいを演出する自慢のお風呂になります。

 

悩み(例)6:光熱費をもっと節約したい

給湯エネルギー削減は、住宅全体の省エネに大きく貢献します。建築物部門のエネルギー消費量は著しく増加しており、省エネ対策の抜本強化が必要不可欠な事から

平成27年7月8日に、新たな法律「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)」が制定されました。

住宅における一次エネルギー消費量のうち、その多くを給湯設備の一次エネルギー消費量が占めていることから、給湯の負担を減らす事は住宅の省エネ性能の向上に大きく寄与します。

エコ・省エネ設計の機能選びが大事で、ボタンを押すことで湯水の出し止めが出来る水栓や、節水効果のあるシャワーを設ける事で湯水の使用量が削減できます。

悩み(例)7:老後でも安心して使えるか不安

誰でも安心して入浴するには、使いやすいレイアウトが大事です。水はけがよく滑りにくい「床」、浴室・浴槽をまたぐ際は一瞬片足立ちになる為、バランスを崩しやすくなります。

その為、浴室浴槽の出入りをサポートする「握りバー」やそもそもの浴槽の高さを程よくする事が大切です。

また、浴槽に浸かる際、浴槽内に身体を支えてくれる「グリップ」や浴槽の縁で支えながらご入浴していただけると安心です。

冬場は、温度差による事故も危険です。「暖かい部屋から寒い脱衣所・浴室へ入る」など、お風呂は急激な温度差による血圧の乱降下、「ヒートショック」が起こりやすい空間です。

こうした血圧の変化は、高齢者や血圧の高い人にとって心筋梗塞や脳出血を起こす危険がある為、温度差をなるべく減らす事が大切です。浴室や脱衣所はあらかじめ暖かくしてヒートショック

対策を行ってください。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

前回に引き続き、バスルームのリフォームに少しでもお役に立てればと思い記述させて頂きました。

 

弊社でも、リフォームを承っております。コロナの影響で、ご自宅にいる時間も増えている為、居住空間をグレードアップされる方が非常に増えています。

高齢のご家族がいらっしゃる方などは、バリアフリーの観点からもリフォームされる方が非常に多いです。

 

もし、このブログをご覧くださったキッカケでリフォーム検討の後押しになれれば幸いです。

 

ご覧くださり誠にありがとうございます。